『韓国鍋専門店チゲプロデュース・飲食運転根絶タグマッチ2015.2.22』の盛大なる開催、おめでとうございます。10806418_760665570694520_7851856256631921557_n-212x300

広島を代表する格闘家と会場の皆さまが、飲酒運転根絶の声をあげてくださる初めての機会を設けてくださり、深く感謝しております。

息子・伊織はある日突然逝ってしまいました。

自転車で帰宅中、反対車線をはみ出した軽自動車と正面衝突し、頭はフロントガラスに突き刺さり、体は天井部分に跳ね上げられました。酩酊状態の運転手は、ブレーキを踏まないまま100メートル逆走して対向車に気付き、自分自身の危険を感じてハンドルを切りました。

その拍子に伊織の体は飛ばされ、対向車にぶつかり、道路に落下しました。

近所の方が直ぐに心臓マッサージを始めてくださいましたが、その横で暴言を吐き、止めに入った方を遺体越しに蹴ろうとする程、手がつけられない状態だったそうです。

パトカーで連行される時にも『あいつはああいう運命だったんじゃ』と吐き捨てました。

伊織の無念を思うと胸が張り裂けそうでした。

大学へ進学して自転車競技を続けたいと未来図を描いていた伊織だけでなく、家族や友達、関わりのある全ての人の人生が変わりました。

被害者だけではありません。事故当時、加害者の妻は妊娠していましたが堕胎され、離婚、子ども達は否応なく大きな環境の変化の中で寂しい思いを強いられました。

飲酒運転に第三者は存在しません。飲酒運転は誰も幸せにできません。後悔しても、どんなに努力を重ねても、亡くなった命は戻ってきません。そして、一人に出来ることは限られています。

だからこそ、新たな被害者・加害者を生まない為に皆さまのお力をお借りしたいのです。

飲酒運転をしないよう声をかけ合うこと、翌朝うっかり飲酒運転しないようアルコールの作用を知り、飲酒量と飲み終わる時間を考えること等、悲劇を生まない為の知恵を出し合い、愛情で飲酒運転を根絶していけるよう、今後も皆さまと力を合わせていくことをお祈り申し上げます。

飲酒運転被害者遺族
三浦 由美子