加圧トレーニングの原理について述べましょうか。 腕や足の付け根に圧を加え、運動したときに筋血流を適度に阻害します。

そうすると疲労物質である乳酸が出て筋肉に蓄積していきます。

 

簡単に言うと、擬似的に疲労状態を作り出しているんですね。

加圧トレーニングが流行る前、私も日々考えていました、リハビリテーションで内分泌系、ホルモン系、脳内伝達物質を故意に分泌させれば、 何かに使えるのでは~と???

このような状況にする事で強い不可の運動をした時と同じように筋肉が酸素不足という情報が脳に送られ、下垂体前葉で筋肉の合成に欠かせない成長ホルモンが大量に分泌されます。

 

そして血流にのって運ばれた成長ホルモンは、体脂肪を分解させたり筋肥大を起こすというわけです。 今まではストレス状態に筋肉を追い込むにはハードな訓練が必要でしたが、加圧を行うことによって、きついエクササイズによるストレス状態を擬似的に作り出しているのです。

 

つまりは、こないだのエチカの鏡の記事の『脳をだます』っていうのと同じですね。

 

加圧トレーニングの良い所は、大学で検証されているところでエビデンスや論文も多数あるところ。